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波多野均つれづれアート

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FETE DU TRAVAILフェット・ドゥ・トラバーユ、労働者の祭日のフランス社会にイスラームを想う・・・

昨日、北アフリカのモロッコ王国の南西地方のマラケッシュの町から帰ってきました。マラケッシュは毎日が28℃前後の暑さでありましたが・・・ダダァーン・フレンチのジャジャーン・・・パリ・オルリー空港の午後の気温は12℃・・・ブルブルのメテオ・お天気、モロッコ・マラケッシュからの旅行者たちはマラケッシュと比べると、パリの冷蔵庫のような気温にオ・ラ・ラー・・・ナンタルチィーヤのヨーロッパ・フランスのパリ、今日のパリの五月一日はフェット・ドゥ・トラバーユ、働く人々の祭典・労働者の祭日がインターナショナル・世界的なのでありますが、モロッコ・マラケッシュの普通の人々に聞くと・・・われわれは、トラバーユしないとお金が入らないから、そんなのはあってなしがごとしなのだと・・・北アフリカのマグレブ諸国の中のモロッコ王国の地方都市マラケッシュでいろいろと勉強してきました。百聞は一見にしかず、ひゃくぶんはいっけんにしかず・・・自分の目で見てみないと世界はわからない。その国の人々と話しをしないとわからない、コンタクトしないとわからない・・・別にいいじゃーん、関係ないもーんでも生きてはいけますが・・・シトワイヤン・ド・モンド、世界市民にはなれません。イスラーム信仰の一日に五回も礼拝・お祈りタイムがあって・・・スピーカーでガンガンのお祈り、でも、誰も聞いてはいない。今年のラマダーン・断食月は七月の半ばすぎから・・・この一ヶ月は、商売あがったりだと、気温は50℃前後になるし、マラケッシュのアーティストたちは、この時期にパリにやってくると・・・ラマダーンから逃れて、ラマダーン難民になるのだと・・・われわれが今回、宿泊したマラケッシュのメディナ・旧市街にある・・・マラケッシュは昔しの城壁に囲まれたメディナ・旧市街と城壁の外にあるギリーズ・新市街があるもの・・・リャド、モロッコの小さな中庭のある古いアパート・民宿のような安宿のオヤジは一ヶ月間、内装工事をするのだと・・・ラマダン・断食月に仕事をしてもいいのー?、ウチの中、外から見えないところでは何をやってもいいというルールがあるのでーす。お外では、ビールを飲めないが、自分ちではいいと・・・イスラーム信仰も幅があるのだと、イスラーム・モダーン、近代化されたイスラムっていう考え方もございます。いろいろとマラケッシュのモロッコ人とお話しをしてイスラーム・ナウを学んできました・・・日本社会では存在しない乞食・こじき・・・差別用語になるのかも・・・にもいっぱい遭遇してきました。元気かと挨拶はするけれども、お金・施しはシナイ・・・差別になるので・・・もっとくれーと言ってくる・・・泊まってるリャド・民宿にまでついてきた、お金くれーもいました・・・いい加減にしろーと、言いたいところでありますが、それほどに、永遠な貧富の差、永遠に失業者が多い・・・多すぎる、コム・シネマ、映画の中のようでありました・・・現実なのに、こんなのはウソだと信じたいような・・・ちなみに、マラケッシュとは先住民族のベルベル人の言葉であり、城壁に囲まれた神の家・神の砦・神の城という意味・・・それが、ナマって・・・モロッコになったんだと・・・
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・・・じゃーん、ユネスコの世界文化遺産のマラケッシュの大広場、ジャマ・エル・フナ広場の夕方七時すぎ頃でありまして・・・この大広場は中世時代には、死人の集会所・・・つまり、大昔しのイスラーム社会の公開処刑所だった場所・・・あっちこっちに、首がころがって・・・悲惨な場所だったと・・・それが世界からのツーリスト集まれーの屋台市場や見世物広場にメタモルフォーゼ・ヘンシーン、変身すると・・・アラブ・ミュージックがストカーのようにしつこくウルサイ、中古というよりも老古バイクの排気で大気汚染・光化学スモッグや、路上バーベQ・焼肉のケムリやらのスモッグ・・・そんな大げさなーって、屋台がいっせいに炭火バーべQ・焼肉をするとスゴイ・ケムリになりまっせー、そして、馬車の馬のフンやオシッコで超クサイ・・・マッド・マックスの世界です・・・マッド・マックスって何にーって子は、いつものスーパーでお豆腐を買って頭にぶっつけるようにー・・・オーストラリア・シネマにあったでしょ。マッド・マックス、ティナ・ターナーがこの映画の主題歌を歌った・・・
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すかす、ナマってしまった・・・しかし、ここの屋台で食べるには勇気と鉄の胃袋と下痢にならない消化器をもった神経のナイ・無神経の人間になることが必須条件・・・コップやお皿なんて、洗わない。前に使ったお客のコップ、もち、ナイフ&フォークなんて、前の見知らぬ客の唾液っていうか、ツバっていうか、そういう液体がついているもの・・・戦後の日本のヤミ市のようなもの、それでも、いいじゃーんという無神経人間たちのお食事場所・・・夜八時過ぎになるとこんな感じになりまっせー・・・イスラームではアフター・ファイブのビール飲みは禁止ですから、甘いオレンヂ・ジュース飲みながら、屋台で食事でっせー・・・アンポルテ・お持ち帰りという注文もできまして、イカのリング揚げを紙に入れてもらって、屋台見学をしながら食べるとか・・・生ビールがほっしいー・・・缶ビールをコーラ缶のようにみせかけて飲んでいたら、マラケッシュのポリスに捕まる、イスラーム社会はアルコール飲み禁止・・・そして、トイレット・お手洗いがおまへんのやでー、どっか広場のスミでタチ・ピッピ、立ちション・・・女子は立ちなんとか・かんとかはできませんから、女子にはオススメできかねるというものなのでありますが、広場の回りのカフェやレストの有料トイレで・・・女子用お便所には、モロッコのばっちゃんがいて、まず、お金を払って、トイレット・ペーパーを小さく切ったのをもらって・・・オススメできないでしょ。こんなところ・・・死人の集会所で食事するなんて、ああー・・・考えただけでも、オゾマシイー・・・トイレなしの処刑場所で無神経に食べるなんて、山賊と同じ・・・料理作ってるのは、オール男・おっちゃんたち、そして、サービスするのも男、ここはマラケッシュ・プリゾン・刑務所なのかってなもの、それも、イスラーム宗教の原理運動のようなアゴヒゲをはやしている男たち、怖い感じのゲイ・ホモの世界、オール・メンズ・・・屋台やってる女性たちはいない・・・
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これが昨日ブログのレポンス・アンサー、お答えの・・・モロッコ王国、マラケッシュのジャルダン・ド・パラディ、天国の庭・・・マジョレル庭園、マジョレルとは・・・戦前のパリのアール・デコ、装飾美術世界の絵描きに、ジャック・マジョレルという画家がいまして、彼が作った庭園を・・・長い間、放置されていた・忘れられていたものを、フレンチ・モード界の貴公子といわれたイブ・サンローランが買って、修復し、晩年亡くなるまで住んだ場所、イブ・サンローランはマラケッシュのこの場所で亡くなったのだと・・・彼はアルジェリアのベルベル族のイダンティテ・アイディンティティ、出身なのでありますが、モロッコの原住民のべルベル族の文化遺産を継承している・伝えている美術館・・・アラブの国ではありますが、アラブ世界の北アフリカには原住民のベルベル族がいたと・・・ベルベルの人々は、自分たちはアラブ人ではないと・・・人間世界は複雑なのであります。しかし、文化・アート世界に多いのが、このベルベル人の末裔の人々・・・
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マラケッシュの町、ギリーズ・新市街の大通リの裏にある道には・・・イスラーム世界のストリート・アート、落書きアート・・・こういう発想の落書きアートは、ヨーロッパ大陸にはありません・・・世界はいろいろなものがあって、いろいろなアートがあって、いろいろな文化があって、おもしろいもの・・・他文化やアートをレスペクテ・受け入れること・・・それがシトワイヤン・ド・モンド、世界市民のパスポートです・・・このマラケッシュの見聞が、ワタシのアートに影響を、それほどにスゴイゼ・カルチャー・ショックでありました。アッラー・マクバール、神は偉大なりを毎日、聞いていたのですから・・・世界のひとりひとりの人間は偉大なり、世界のひとりひとりの庶民は偉大なりと、ワタシには聞こえました・・・フレンチ・ラップのソプラノが歌う、Soprano-Hiro これは百聞は一見にしかずのフレンチ・ラップ・・・今日のフランス日常生活ではミュゲ・スズランを飾る日でもあるのです・・・ボン・フェット、インターナショナル労働者のお祭り・よい祭日を・・・今回のマラケッシュ行きは、銅版画家の野口明美さんが・・・スナック・アケミのママではありませーん。パリ北郊外の芸術家のアパートに住んでいる、六十歳すぎたヒゲづらのおっちゃんのメゾチント・銅版画家・・・マラケッシュ市内のギャラリーと郊外の美術館で同時に版画展をやったので、そのための友情マラケッシュ行きだったもの、絵描きは観光ツアーはしない・・・してもいいけれども、意味のナイことはしない、価値のナイことはしない・・・というわけでのマラケッシュ訪問だったのでありまーす・・・今朝起きて、洗面所の鏡で顔を見たら、①ブロンゼ・赤銅色に肌が焼けること、②ビスキュイ・ビスケット焼け、つまり、キツネ色に焼けたビスケットのような色、③ビィヤン・グリエ、お肉をしっかりと焼くこと・・・の中の、三番目になっておりました。ビフテキ・ステーキ焼けの顔になって、モロッコのさらに南の、アトラス山脈を越えた、サハラ砂漠の原住民のようになっておりました・・・お前は、サハラ砂漠から来たのかって、モロッコ人に言われるような顔の日焼けに・・・今日のパリとパリ南郊外は曇り空、日中最高気温は14℃、五月の三連休にパリ旅行を計画・予定されてる方は、フラー・軽い首巻きやショール、上着や重ね着スタイルが必要でっせ、パリを歩き回るにはペラペラのサンダルよりも運動靴が最適でっせ、とにかく体調をくずさないこと、無事故であることが大切でっせ、なにかを買って公園のベンチで食べることも可能ですから、レストランではセット・メニュー、定食がお得や一品主食・主菜を注文することも可能です。冷たい気候だからスープものがよかんべえーとか、オペラ通リから入るサンタン通リにはスープと麺の合体のラーメン屋とかウドン屋がありまっせー・・・ああー、フランスの口ウルサーイ・変人奇人のおとっつあんになってしまった・・・バーイ・・・
by h-hatano-art | 2013-05-01 02:52