波多野均つれづれアート

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今夕からフランス社会の五連休の始まりー、みんなどこかへ行ってしまう、マラード・病気のようなもの・・・

日本の四連休は、セ・フィニー、終わりましたが・・・フランス社会は明日から、ニ連休・水曜日がVICTOIRE-1945 、ヴィクトワール-1945年の戦勝記念日、木曜日がカトリック教会の祭日のASENSION・アッサンション、キリストの昇天祭・・・そして、多くのフランス人たちは金曜日に有給休暇をとり、これをニ連休と週末・土曜日、日曜日にはさまれたポン・橋をかけるという・・・の五連休になってしまう・・・経済クライシス・危機の企業・会社の経営者はブーイングなのでありますが、フランス人からバカンスをとったら・・・どうなるのか、リボリューション・革命が起きる・・・ので、トンピ・しかたがない、しょうがない、しょーがねぇーなぁー、フランス語にもしかたがないっていう表現があるのでーす・・・ですから、今朝のパリ南郊外駅のパリ行き通勤サラリーマン・サラリーウーマンたちは、みんなが旅行用の小型トランクをガラガラひいて、旅行用のリュックを背負って、お勤めに・・・午後のトラバーユ終了後、その足で、バカンスに行っちゃうー・・・今日の午後から、明日の午前中がフランス人の五連休移動の大混乱のルージュ・赤信号・・・みーんなが、バカンスに行っちゃうので、ひとり残っていると、プーブ・貧しいこと、バカンスに行けないほどに貧しいと、言われます・・・昨日の夜のフレンチ・テレビ・ニュースでは、フランス大統領オランド、フランス社会党政権のこの一年のアナリゼ・分析とクリティケ・批判がありまして・・・選挙中の公約は守られていなーいとか、地方のフランス人からは、サロー・バカものーという罵声もあったり・・・フランス人は怒っていると、大統領就任直後の支持率が55%・・・それが、今では支持率が24%に急降下・・・20%前後だとも言われている・・・もう、背水の陣というか、後がナイ、絶対絶命、このままでは、フランスは経済不況・不景気の奈落・ならくの底に落っこちてしまう・・・地に落ちるフランスの栄光・・・一年前に、左の社会党のオランドを選んだのはフランス人のマジョリテ・多数・・・さらに、夜のテレビ・ニュースでは、スペインのどうしょうもない経済不況で、イモビリエ・不動産の住宅アパートの価格が下がって半分ぐらいになっていると・・・地中海のリゾート地帯の夏バカンス用のアパートの価格が下がって、お買い得だとか・・・エルドラド・エスパニヨール、黄金郷のスペインなんだと・・・すかす、ナマってしまった・・・しかし、その回りには商店街・スーパーマーケット・パン屋がナイ・・・どうやってバカンスするの・・・おいしいお話しには、必ず、日本の江戸っ子落語のように、オチがあるというもの、ダマされちゃうというもの・・・ですから、スペインの地中海リゾート地帯のバカンス用のアパートはガラガラ、誰ーれもいないところへ夏のバカンスなんて、シュール・超非現実の世界でありますよ・・・誰ーれもいない浜辺、誰ーれもいない海・・・バカンスは、適度に人出があって、ウキウキする雰囲気が必要なのであります・・・すかす、またまた、ナマってしまった・・・しかし、北アフリカのモロッコ王国の南・マラケッシュの町の雑踏には、びっくり・ぎゃっくり・・・昭和時代の古いギャグ・・・こんなに世界から人間が集まっての観光の町・・・昔し昔は、ラクダに乗った商隊がサハラ砂漠のアトラス山脈を越えてやって来たオアシス・天国、楽園ですから・・・マラケッシュからパリ南郊外のアパートにもどって、ようやくというか、やっと、モロッコ南のマラケッシュのカルチャー・ショックが薄れて・・・ずーと、顔の前になにか、マラケッシュの憑き物・モノノケ姫がついていたようだった、イスラーム世界のアッラー・アクバール、イスラムの神は偉大なりーの一日五回のお祈りをスピーカーでガンガンに聞いてごらんなさい、身体の細胞全部がアッラー・アクバールになる・・・朝は四時過ぎにアッラー・アクバールのスピーカーお祈りで一日が始まる・・・寝ていては申しわけないような気持ちになる、でも、こんな早朝に起きて何をすんのー、路地掃除するのー、ラジオ体操はないし・・・朝のお祈り・勤行をするしかないイスラーム世界・・・やっと、朝静かなパリ南郊外に帰ってきて・・・しかし、一度、そういう経験をすると、寝ているのが申しわけなくなる、オレが悪かったー・これからは心を入れ替えて人生反省ちゃーんというものになる、清く正しい生活をしなければネバネバとなりまっせ・・・大変なカルチャー・ショックです。人生が変わりますぜー・・・そういう経験・体験をしました・・・もう、マラケッシュの憑きものに占領されているかも・・・イスラーム世界とは、そういうものでありまーす・・・
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マラケッシュの北郊外にある、ミュゼ・ド・ラ・パルメラ、シュロ林・ヤシの木の美術館、現代アート美術館で銅版画家の野口さんの版画展があって・・・日曜日の午前中に、マラケッシュの地元の子供たちが見学に来たもの・・・モロッコの子供たちは、みんな礼儀正しく、ボジュール・こんにちわーを言う、学校ではフランス語が主流の教育・・・中には、手と手をバチンと合わす挨拶をする・・・フランス長期在住の日本人浦島太郎だから何ていうのかわかんない・・・男の子たちもいて・・・ここは、アメリカの西海岸のカルフォルニアのLAなのかと・・・みんな、インター・ネット情報で知ってる・・・西洋・フランスから見ると、貧しいように見えるけれども、人間的には、ハートは豊かなのだと・・・モロッコには未来がある、成長への大きな夢がある・・・後ろに見えるのは、マラケッシュの子供たちが描いた絵・・・アートに壁はナイ、誰でもが参加できる・アートできるというもの・・・
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その日は、そのマラケッシュ北郊外のミュゼから、またまた、マラケッシュ市内を通過して、今度は、マラケッシュの南郊外にクルマで移動すると・・・野口夫妻がマラケッシュの現代アートの作家にお昼ご飯をよばれていて、われわれも、野口夫婦のしっぽにつかまって・・・超天然のマダム・野口は、いいのよ・いいのよ、一緒に行きましょー・・・と、ついて行ったのがマラケッシュから29km離れたオリーブ畑の中の集落・・・それが、モハメッド・ムラビィチィの住居とアトリエとアート体験をするホテルとレストランだったのだあー・・・ホテル・レストランは、このようなプールがついている、夏場は気温が50℃になるというからね、マラケッシュは・・・サハラ砂漠の熱風がアトラス山脈を越えてやってくる・・・このサハラ砂漠からの熱風気流は地中海を越えて、パリ南郊外のウチのアパートのベランダまで砂を運んでくるというもの・・・自然の威力・リズムとは、すごいものです・・・これからお昼ご飯の開始まで、ずーと、時間が流れて・・・午後の三時過ぎにお昼ご飯がコモンス・スタート、始まったあー・・・もう、四人のジャポネ・日本人たちは、お腹ペコペコ・・・野口夫婦は朝食も何も食べていないのだった・・・
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モロッコ王国の南、マラケッシュ地方の古い木戸・・・ムラビィチィはこういう伝統的な、民族的な模様の残っている木戸やドアを集める・収集しているもの・・・自分のアート作品に使うもの・・・スペインにタピエスという現代アートの作家がいました。また、もっと洗練されたミロのアートにも通じるものがあります。土着性・民族のメモワール・記憶をアートにする、決して、華やかではありませんが、強いアート・メッセージがある・・・そういうものに、ワタシは共感を覚えます。日本民族のメモワール・記憶、土着性・・・そういうものは、忘れてはいけないもの、どんなに時代が変化しょうとも・・・
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あんまし、マジなお話しばかりだといけないので・・・これがモロッコの白ワイン、グリ・灰色のワインとよばれているもの・・・非常に、軽い・スープルなワインです。これを食前酒から始めて・・・イスラーム世界では、アルコール飲みはアンテルディ・禁止ですが・・・それは、家の外で飲むのは禁止なのだと、誰が見ているかわからない、警察に通報される、ですから、西洋世界のようなビールやワインを飲むお店はありません・・・外から、見えないウチの中、塀に囲まれたウチの中、その空間ではいいのだと・・・西洋やイスラーム世界には、閉ざされた庭、塀に囲まれた庭という考え方がありまして、それが、ジャルダン・ド・パラディ、天国の庭、塀に囲まれて閉ざされた天国の庭の空間だという思想・・・そこでは、自分の責任の中で、何をやってもいいのだと、自由なのだと、自分の空間なのだと・・・そこではワイン飲みもいいのだと・・・日本の江戸時代の町人文化の箱庭や京都の町の古い中屋の中のちいさな庭のようなフィーリングのようなもの・・・この白ワインはおいしかったが、モロッコのどこで買ったらいいのか・・・イスラームのポリスにワインのお店、どこですかーって聞けないし・・・聞いてもいいけれども、ちょっと、一緒に署に来るかっていわれかねない・・・京都・祇園の舞妓さんにSOSして、カンニンどすえーと弁護してもらわないといけない・・・
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マラケッシュ郊外のモハメッド・ムラビィチィのリビングの壁に飾ってあった、モロッコの古い鍵のコレクション・・・こういうのって、もう、アートしているでしょ・・・鍵アートのモロッコ・バージョン・・・彼を知りたい人は、Mohamed MOURABITI を、グーグルにアクセス・検索すると、彼のことも、アート体験のホテルとレストランのこともわかります・・・世界は超せまいものになりました。ネット情報のおかげで・・・じゃあ、日本から遠く離れたモロッコのマラケッシュにちなんで・・・ワタシのお気に入りミュージックの中から・・・Vanessa Carlton-A Thousand Miles ・・・バーイ・・・
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by h-hatano-art | 2013-05-07 16:39 | Trackback | Comments(0)
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