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波多野均つれづれアート

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Le 28 AOUT 1963-I HAVE A DREAM イスラム嫌いのフランス社会の未来・・・

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・・・ユンヌ・オペラション・アルメ・イミネント?差し迫った・緊張した軍事作戦は必要なのか?これがフレンチ・ジョナール、新聞の記事・・・アメリカとイギリスとフランスの人道正義によるアタック・攻撃準備・・・フランス社会はショマージュ・失業率がアップし、328万5700人になったと、税金とり対策で年金生活者からも税の取り立て案は空中分解し、国内政治低迷の目をそらすかのような、シリア・アタックへの大作戦・・・日本語表現に、人のフリ・振る舞い・行為を見て、わがフリ・振る舞い・行為を正すという言葉がありますが、将来、日本は決して、こんなことをやってはいけません。暴力には暴力で制裁を加えると・・・ますます、憎悪や怨みが強くなる・・・欧米社会が世界のポリス・警察なのかと、パックス・アメリカーナ、アメリカ主導による世界平和やパックス・ヨーロピアン、ヨーロッパ主導による世界平和が本当の世界の地球の世界平和なのかと・・・人類の歴史を学ぶと、われわれが小さいときに起きたアジアでのベトナム戦争・・・この始まりは、フランスの旧植民地だったインドシナ戦争からの変化球を、フランスが国内事情でもう、やめたーと、それをアメリカが引き継いでの泥沼化になったベトナム戦争・・・今日・28日は、五十年前にアメリカの首都・ワシントンで黒人・ネグロによる公民権参加の大行進があった日、その行進演説の中で、キング牧師が・・・I HAVE A DREM、私には夢があると、演説の中でサンク・フォワ、五回も夢があると言ったこと・・・人種差別撤回の演説、そのなかで、差別用語のネグロ・黒人ヤローを何回も使い・・・月日が流れ、黒人大統領のオバマが生まれたと・・・五十年前のアメリカの東海岸のワシントンでこういう歴史があったと、それなのに、依然として、人種差別は変形して、イスラーム嫌い・アラブ嫌いに・・・欧米社会が常に正義で世界を軍事コントロールすることは、コロニザション・植民地主義感覚を連想させるもの・・・こんなの文化・アートに関係ないじゃーんって、ちょっとでも思ったらいけません。そういう時代の変化を肌で感じて文化・アートをする・・・知らんもーんねーって、ヘラヘラしてたら、地球が地獄行きになる・・・
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フレンチ社会の毎水曜日は新作シネマの封切の日・・・今週新作シネマは、アメリカン・シネマのレッド-2・・・元CIAのシルバー世代、オートレット・年金生活者のじっちゃんやばっちゃんたちが、現役にカムバックして事件を解決するというか、ドンパチするというアクション映画の続編バージョン・・・夏バカンス明けの大衆娯楽シネマ・アート・・・
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昨日からの続き・・・モンマルトルの丘、日本人がよく間違えるのはセーヌ河の向こう側、左岸にあるのがモンパルナス・・・右岸のパリの北の丘にあるのがモンマルトル・・・イカにもタコにも、おパリの戸外カフェ、石畳の上のパラソルなんかもあって、おパリ雰囲気プンプンなカフェ・テリア・・・ほとんどが世界からのツーリストでいっぱい・・・フランス人はこんなカフェには行かない・・・絵に描いたモチのようなカフェ・・・
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十九世紀、二十世紀始めモンマルトルはパリの中心から離れた村・ビィラージのようなものでしたから、物価が安かった・・・ので、貧乏絵描きが集まって、トラバーユ・絵を描いたと・・・若き日のピカソたちが住んでいた洗濯船とよばれる長屋風のアトリエが残っている・・・
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モンマルトルの丘の上にの小道からは、サクレクールが見える・・・なんてことはない小道・裏道・・・
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・・・ジャーン、ユトリロが描いて一躍有名に・・・モーリス・ユトリロ作、雪の日のサン・リュスティック通り、1933年、油彩画、61X50cm・・・今は世界からの観光客がいっぱい・・・ユトリロはアル中、アルコール中毒からの更生、社会復帰のために絵を描き始めたと・・・この時代は、泣いたべべ・赤ん坊をぐっすりと眠らせるために、ミルクのなかに強いアルコールを混ぜて飲ませていた風習があったと・・・完全にアル中になっちゃう・・・ウソのようなお話しですが、そういう時代のフランス・パリもあったと・・・ユトリロも小学生の時からカフェに出入りしてアルコールを飲んでいたと・・・成人して、そのリハビリのために絵を描き始め・・・ユトリロは絵葉書を見て、それを絵にしていたと・・・リハビリ・アート・・・バイ・・・フレンチ・ポップ・ミュージック、懐メロに、このアンチ・アル中キャンペーンの歌がありまして、Alain Souchon-La ballade de Jim (clip officiel) アラン・スッションが歌う、ラ・バラード・ド・ジム、ジムのバラードっていう懐メロがありまして、飲酒運転のキャンペーンに使われたもの・・・フランスのテレビではアルコールの宣伝は禁止されておりますが、映画・シネマの始まる前に、よくアルコールの宣伝が映画館であります・・・それには、飲みすぎはほどほどにと注意書きがついている・・・イスラーム・アラブ世界ではアルコール飲みは禁止、絶対に禁止・・・このルールを知らないと、アラブ世界が理解できない・・・ビールでもダメ・・・お水飲みオンリー・・・欧米社会とイスラーム社会の価値観の相違、ルールの相違とは、こういうことからが始まっている、それを理解しないと、中東問題は理解できない・・・富んでいる欧米社会と貧しいイスラーム・アラブ社会の見方は差別・格差的見方・・・カワイソウーだけでは、上から目線・見下している・・・イギリスの世論では国民の半分がシリアへの軍事介入に反対、フランスではなんとか系のフランス人ジャーナリストがコーフンして軍事介入に賛成してメディア操作している、なんという人種差別・なんという民族差別、なんという異宗教差別、アラブの人々は決して、劣ってはいない、悪ではナイ・・・これが将来、アジアの中国大陸や朝鮮半島で起きないように、日本は平和中立の立場を保ち、人間外交・開かれた対話で解決すべき・・・チャオ・チャオー・・・
by h-hatano-art | 2013-08-28 17:28