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波多野均つれづれアート

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フランスの地方の水族館のファミ・レスでお昼ご飯のランデブー・待ち合わせをするの巻き・・・

昨日は、フランス南西地方の始まるシャラント地方のソージョンの町から、北上して、港町のラ・ロシェルまで行き、途中の海岸で寄り道をし・・・この地方は、マレといって海水が満潮になるとあがってくる・・・金曜日と土曜日は、雨降りでどこにも行かずに、ジュヌビエーブの家でおしゃべりばかり・・・フランス人というのは、よくもこんなに、しゃべくりができるもの・・・言葉表現の国・フランスはしゃべくり民族だと言っても過言ではない・・・しゃべくって、朝昼夕と食事をすると、それも全部、フェ・メゾン・・・家で作る食事ですから、ワインやシャンパン付きの・・・肥満になるトゥッサン・万聖節の11月のプチ・バカンス、連休のフランス・・・ワタシは絵を描く人間ですから、ひとり時間が好きというか、ひとりになって考えないと絵はできませんので・・・こうも、しゃべくりは、ボーイスクート&ガールスクートの団体行動みたいで、おとといきゃがれーでありますので、ひとりになっていると・・・奇人変人だと言われてしまって・・・まぁ、本質的に、奇人変人なのですから反論はできませんが・・・
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フランスの大西洋側には、このような要塞がいたるところにありまして・・・ボルドーがこの下方面にあるので、海賊防止の要塞・11世紀からの要塞・・・なんでも、北欧からのヴァイキングもやってきたらしく・・・セーヌ川の上流にあるパリの町にもこのヴァイキングがやってきたと、パリが、まだ、セーヌの中洲のシテ島だった時代に・・・
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なにか、日本の劇画マンガに登場してきそうな海の要塞・・・風が強く、天空は秋晴れに・・・人間の歴史の要塞が残っている・・・こういう石ブロックで作られた壁の要塞を見ると、本質的に、アジアの日本とは違うものだと・・・西洋世界には、ひとつひとつの積み重ねられた石ブロックの中に、その時代の生命が宿っている・その時代のメッセージが残っているという考え方がありまして・・・それを感じなければならない、何ーんも感じないもんねーでは、いけません・・・
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その要塞のテラスから見た、北大西洋の海と海岸・・・この沖には、イル・ド・エクスという小島があり、ナポレオンがセントエレナ島に遠島になる途中に十日間、休憩したと・・・歴史を知ることは、イメージの広がりを感じること・・・生涯学習しませう、人間が学ぶことを忘れたら、人間ではなくなる・・・
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本当は、こんな場所で、ボーとしたかったのでありますが・・・ラ・ロシェル・シャラント地方の中心地、以前は、フランス・プロテスタント信仰の中心の港町でもあった・・・港町だから外国との貿易で栄えた、そうすると、市民感覚が芽生え、信仰もプロテスタント、自立した信仰になると・・・オランダの港町・アムステルダムの市民感覚のようなもの、そのラ・ロシェルの水族館でランデブー・待ち合わせをしていたので・・・ここには、大きなクルマのパーキング場があるから・・・水族館の二階には、ファミリー・レストランがあるから・・・ここでお昼ご飯のランデブー・・・
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今では、バトー・ハーバーになっていて、個人用のバトー・船ばかり・・・これを背景にして、お昼ご飯を水族館のフレンチ・ファミ・レスで食べるというもの・・・水族館ですから、子連れが多い・・・グループ・デートのあんちゃんやおねえちゃんたちも多い・・・フランス人家族の父親の88歳のお誕生日のお昼ご飯に、混ぜてもらったもの・・・
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この地方のワインの街頭宣伝・・・地元のワインを飲もうーと、地方産業・地方経済の活性化のためにと・・・日本は新米の季節ですが、地元の新米を率先してたべませうー・・・本当に、福島や東北の活性化を思うのであれば、福島のお米や東北の海産物を・・・人間のソリダリテ・連帯する心とは、そういうものです・・・2020・トゥエンティ・トゥエンティの東京オリンピックの開催よりも、福島の復興の方が大事だと、今回の日本滞在中にあちこちで聞きましたが、両方が大事・大切なのだと・・・いくらヘソ曲がりでも、そのくらいのインターナショナル感覚はあるでしょう、おわかりでしょう・・・こっちの社会で、1986年の夏にチェルノブルィの放射能雲を経験したわれわれには、両方が大切なのだと・・・当時のミッテラン政権は、この事実を黙っていて放射能に汚染された小麦からのパンやミルクやタマゴやサラダ等々の農作物を食べたものでした。その年の秋のキノコ狩りで異常な放射能が含まれていると、わかって・・・大騒ぎになる・・・フランスでも、この程度なのだと・・・放射能汚染に関しては・・・そのニュースは、フランス社会ではタブーに近いものになっている・・・フランスも、こんなもんでおまっせー・・・バイ・・・
by h-hatano-art | 2013-11-04 15:14