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波多野均つれづれアート

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ヨーロッパの冬季節は、ソレイユ・太陽の光り、ビタミンDが足らないよーの巻き・・・

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ヨーロッパ大陸、フランスの冬、一月の朝八時すぎのパリ南郊外のアパート群の散歩とは、こんなものです。とにかく暗い、寒い、一日中モッシュ・汚いという意味でありますが、曇っていて心が晴れない日が続く・・・ヨーロッパ全体、フランス全体がウツ病になりそうな、太陽の光りをあびないと、ビタミンD不足になって、気が変になりそうなのがヨーロッパの冬・・・ですから、とにかく明るくふるまわないと、フランス語ではサンパ・サンパテック、明朗で気持ちのいいこと・・・と言いますが、とにかく、サンパ・明るく・・・挨拶するとか、メルシィー・あんりがとうーを言うとか、人間としての基本的なふるまいをしていないと、自分は普通なのだと思っていても、ヘンになって・・・もう、この歳になって、誰も、クレターン・バーカとは叱ってはくれないしね、オタク、おかしいんじゃあーないのーと平気で言うのは女房ばかりなり・・・冬の健康管理は、食生活は野菜と果物の中から一日に五種類の野菜と果物を食べると・・・これはフランスの学校給食のスローガン、子供時代から食生活の改善を身につけないと、成人病やガンになりやすい・・・そして、時間を作って外を歩く・ウォーキングすること、身体の中に新鮮な空気・酸素を入れること、でありますから、トラバーユ前の朝の散歩がよろしーい、今日一日・何をしょうかと考えられるし・・・朝・昼・夕の食事も決まった時間にすること、朝ご飯を食べたくなくても、身体の・脳の目覚めのための朝ご飯だとイメージして、軽く食べること・・・もちろん、お風呂やシャワーに入って、夜は十二時前にクッシェ・寝ること・・・海外生活の健康法、そして、その国の人々とつきあう・交流すること・・・閉じこもっていると、ピポー・ピポーと救急車がやってくる・・・こういう冬をずーと体験すると、冬去春来のプランタン・春が待ちどおしーいというものです・・・
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昨日ブログは、この絵の部分でしたので・・・イカ・タコ、イカにも・タコにもっていうのをちぢめている・・・アート・ブログなので、アートしないと・・・ゴッホ、ジャガイモを食べる人々、1885年、五月、82X114cm、油彩画、オランダ・アムステルダム、国立ゴッホ美術館のコレクション・・・日本では、馬鈴薯を食べる人びと、ゴッホはきれいだとか美しいだとか批評されることを望んではいなかったと、むしろ、自分の身の回りの現実の姿こそが大切な価値観だったのだと・・・「馬鈴薯を食べる人たちから受ける人々の印象はさまざまである。ある人々はそこに貧しい不幸な人たちを見る。他の人々はこの絵が社会的性格をもっていると感じる。私自身の解釈は全く別の性質のものである。この絵はずっと私の母の(そして後に私自身の)食堂にかけられていた。オランダの家では食堂は居間でもある。私にとってこの絵は常に楽しみを表してきた。食事のときはすべての人がくつろぐ。一日の仕事が終わり、人々は静かに座り、互いの仲間と楽しく過ごし、幸福感を味わう。それは一日の最も素晴しい時間のひとつである・・・ヴィンセント、ゴッホの名前・・・は自分自身の家族を持つということが彼に叶うことがないだろうと感じていたにちがいない。したがってこの絵は後の彼の作品にくり返し見い出される現象、すなわち願望=夢とも見ることができる。ゴッホの子孫・甥っ子、V.W.ヴァン・ゴッホの解説から」・・・
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・・・っていうわけで、昨日のお昼ご飯は、ジャガイモの牛乳・ミルク入りのオープン・天火焼きに、ドイツの白ソーセージをつけて・・・ゴッホのジャガイモを食べる人々の絵の中では、収穫あとのジャガイモ畑から残っていたジャガイモを拾ってきての茹でジャガイモ・オンリーだけの食事・・・パンも買えないし、お肉も買えない・・・絵の中では、絵画的効果でコーヒーをついでいるのでありますが、コーヒー豆を買うお金もないから、白湯・お水を沸かして湯を飲んでいたのが当時の庶民の現実の姿だった・・・格差社会に、この絵を食堂の壁に飾り、アメリカ新大陸のオバマ大統領の新年所感のアンチ・格差の演説を聞くと・・・世界の全ての政治家たちは、庶民の仕事・食事・住宅が満足になるような政治をすること、政治は決して、プボワール・権力ではない・・・政治をするとは、庶民にサービスをするということ・・・
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パリ・オルセー美術館にある、フランソワ・ミレーの落穂ひろい、1857年、83,5X111cm、油彩画・・・落穂ひろいとは、収穫後の小麦畑から、刈り入れあとの畑に落ちた小麦をひろうこと、ヨーロッパ・カトリック、キリスト教の社会ルールに、収穫あとの畑の残った農作物は、畑の持ち主の許可を得て、ひろってもいいとされていたもの・・・助け合いの精神・・・このタブロー・絵は当時の十九世紀フランス社会では、危険思想的な社会革命を引き起こすアートだとも思われていた・・・今で言うところのテロリスト的なアート・・・ミレーの種まく人のタブロー絵は、当時のフランス社会ではダイナマイトをまいていると批判された、反社会的な絵だと批判された・・・ということも、知っておくとよろしーいかも・・・文化・アートは見る人の生命状態によって、善にも悪にもなるということ・・・
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これもパリのウルセー美術館じゃあなかった、オルセー美術館の、ミレーのル・プランタン、春、1868-1873年、86X111cm、油彩画・・・パリの南東郊外のバルビゾン村の春の風景画、春雷の空に二重の虹、バルビゾンの森に続く春の道・・・なんか、フランス・アートのゼミになりましたが、こんなことも知っていると幸福になるというものです。フレンチFMラジオからは、A Great Big World & Christina Aguilera-Say Something が流れております・・・バイ・・・余計なオマケ、今夜のフレンチ・テレビ八時のニュースの中に、フランス南西部のアングレームの町で今日からアングレーム国際マンガ・フェスティバルが開催されると・・・冷静に見ると、どうも、日本と韓国の自国・国内向けニュース合戦に、慰安婦問題が政治的に使われていると思います。フランスは表現の自由の国なのでありますが、それが政治的なプロパガンタ・宣伝のようなものになってしまうと、フランス人は敏感なのでありまして、結局、十九世紀のアジア植民地の感覚がぬけないもの、アジアは文明的に劣っているとなりますので、あまり大騒ぎしないように、日本も韓国も・・・アジアのメンボク丸つぶれになってしまう、日本も韓国もフランスではこうなんだーというニュース・コメントがほしいのでありましょうが、フランスの地方・田舎の町おこしの国際マンガ・フェスティバルなのでありまして、マンガ・フェスティバルの会場で大騒ぎをしているとみっともないと、劣っているアジア人にならないように・・・フランス的には、そんな騒ぎは、まったくニュースにもなりませんということを認識しておくこと、さらに申し上げますと、田舎のフランス人感覚・ホンネは、地獄のさたも金しだいの部分がありまして、どちらがお金を多く地元に落としてくれたのかということが大切なのだというフランス・ローカル、田舎的な考え方がありますので、よく、ご注意を・・・都合が悪くなると、アンタの言ってるフランス語は理解できないと逃げてしまうのもフランス人の悪いクセなのであります。そういうことも知っておくように・・・大都会のパリから見れば、フランスの田舎の町で小火・ボヤ未遂が起きているようなもの、カッカカッカしないことです・・・フランスは決して、人間歴史教科書通りの自由・平等・博愛の正しい国ではナイことを知るべし、これがフランス的な表も裏もございますのデモクラシー・民主主義・・・今回は、ぐっと抑えて、我慢して、子供のケンカはしないこと、どうであってもガマンガマンです・・・日本はサムライ・武士道精神の高貴な国でしょ、サムライというものは、急に雨が降ってきても、道のど真ん中を、ストライクゾーンのど真ん中、ストライクの道を悠々と正しく歩くものだと、例えばのお話し・・・チャオ・・・
by h-hatano-art | 2014-01-30 18:05