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波多野均つれづれアート

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フランスの夏場の飲み物はパナッシェ、ビールと炭酸飲み物のハーフ・ハーフ・・・

フレンチ・メテオ、お天気予報では、今日あたりが日照の日が長い・短いの差がゼロの時だと、あと二週間でフランス社会は夏バカンス・夏休みが始まる、毎日晴天続きのパリとパリ南郊外・・・ブラジルからのプラネット・フット、サッカー惑星のニュースばかりのフランス、16強に入るチームの話題ばかり、フレンチ国鉄の二週間以上もの労働組合によるグレーヴ・ストライキも尻つぼみ的に終わり、今度はフランス全国の旅客機・飛行機コントロールの管制塔のグレーヴ・ストライキ、これが終わればあれが始まると、時間差的なストにフランス人はうんざり、パリからのスペイン・ポルトガル・モロッコ方面の南行き旅客機・飛行機がアニュレ・飛行中止になっている・・・七月からの夏バカンスを避けて、その前に、バカンスに行っちゃおうーと計画・予定しているフランス人は多い、七月・八月になると飛行機代やホテル・宿泊代がバカンス夏料金にアップするので・・・さらに、今週末の土曜日からイスラーム信仰のラマダーン・断食月が一ヶ月間始まるので、その前にフランス・パリに避難してくるお金持ちのモロッコ人たちやモロッコに住んでいるフランス人も多い、一ヶ月間アンコワイヤーブル・信じられないほどにビジネスがストップ、社会活動の全てがストップするのがラマダーン・断食月・・・日本社会には、まだまだ、このイスラーム信仰のラマダーン・断食月の光りと影の現象はありませんが、本当に社会が一ヶ月間、お見事にストップ・停滞する・・・イスラームの人々はあらゆる意味でのラマダーン・断食、ダイエットの時だと、イスラーム世界のダイエット期間・・・ヨーロッパ・フランスも昔しのフランスではなくなってきた、ミックス・民族混合の社会・・・時代の変化にアダプテ・アダプターのこと、適応するとか、それに合わすとかの意味・・・しなくてはならない世界になってきた・・・
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フランスからのd’Art d’Art 、ダァール・ダァール、早口だとダァー・ダァー、アート・アートは、今回ブラジルでのサッカー・ワールド・カップで16強に入ったベルギー・ガンの市立美術館コレクションのボッシュ作の十字架を背負うキリスト、1515年、板の上に油彩、74X81cm、ボッシュは15世紀のネーデルランド、今のオランダ・ベルギー・北フランスを占める土地・・・の偉大な絵描きのひとり、四十点しか世界にボッシュの絵がないとされている・・・ボッシュは人間と神、善と悪を表現した絵描き、人間は時として醜悪な行為・・・日本の首都・都議議会でのセクハラ発言のように・・・や、残酷な行為・・・人の悪口を平気で言ったり、差別したり・・・や、悪行を平気のヘイザで行う・・・それを生涯追及した絵描き・・・
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ベルギー・十九世紀末の絵描き・アンソール作の陰謀・いんぼう、1890年、90X150cm、ベルギー・アントワープ王立美術館コレクション、アンソールは仮面の画家と言われた・・・善良な仮面をかぶっているかのような人間は何をするかわからない、上っ面の仮面の下の顔は本当の自分なのかと・・・
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・・・っうてんで、江戸っ子言葉になってしまいましたが・・・新しい絵のエスキース・下絵を描き始めて、これが文化・アート世界の温故知新・おんこちしん、古きを訪ねて新しきを知る、過去のアートを学習して現在に復活させる行為・・・絵描きはこんなこともしなくてはなりません。その時代・時代の世界の変化の風を感じて、表現すること・・・上に書いてあるのはオランダ語のDe oorblazer、告げ口屋・耳に吹き込む人、これは十五世紀ベルギーの絵描き、ブリューゲルのネーデルランドの諺・ことわざの絵から・・・告げ口屋・ゴシップ屋・目茶苦茶なお喋り屋、こういう人間は聞いたことを誰にでも伝え、さらに、尾ひれをつける・・・森洋子著、ブリューゲルの諺の世界・民衆文化を語るからの抜粋・・・相手の不利になることを他人に言いふらす人間、人に疑惑をもたせたり、嫉妬を抱かせるような嘘・ウソを吹き込む人間、人と人との和に嫉妬し、それを破壊する人間・・・英語表現の耳の中に毒をそそぐ、to pour poison in the ear・・・世界の諸悪の根源が告げ口屋的人間・・・
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フランスの夏場の飲み物にパナッシェというものがあります、カフェに行ってオヤジにアン・パナッシェ・シル・ブ・プレ、パナッシェをお願いと言うと、ビールがハーフ・半分にレモナード、レモネードのことがハーフ・半分のハーフ&ハーフの飲み物がほらよって運ばれてくる・・・ビールにスプライト、ビールにサイダー、ビールにラムネでもよいのでありまして、ビールだけだとちょっと酔っ払うと思ったら、このビール半分と炭酸飲み物半分がノドの乾きにちょうどいい・・・是非・是非、エッセイエー・お試しアレー・・・バイ・・・オマケ、いいや・いいや、アタイはビールがいいのだぁーという人、パリのカフェで地下にある樽だしの生ビールを飲みたければ、アン・ドゥミ・シル・ブ・プレーというと、大きなグラスに生ビールが運ばれてくる・・・どうして、こんなことを知ってるのかというと、夏場はパリの音楽祭のアルバイト・ピアノ運びをやっていたから・・・パリの水道水は石灰分が多いからと、ノドの乾きにこのパナッシェを飲んでいたもの、ビールだと酔っ払ってピアノ運びできない、できるんだけれどもぶっつけたりしてね・・・フラフラして・・・美術学校の学生時代にパリの夏場はこのアルバイトのピアノ運び・季節トラバーユ・労働をしていました。パリ中の教会での夜コンサート・音楽祭だから、パリの道という道もよく知っている、カミオン・小型バン、トラックでピアノを運ぶ、ブッション・渋滞にぶつかると、サロー・バッキャローとか、ピューターンー・マヌケ野郎ーとか、メルドー・クソ野郎ーとか言って、ご婦人の運転で前をモタモタ走ってるクルマがあると、ペタース、このアバズレおんなーとか言って、何でー、何でー、どうして・どうして、私がアバズレ女と言われなきゃあならないのー・・・クルマをトロトロ運転していてアバズレー女とは、東京都議のセクハラやじ議員もびっくり・・・エクスキューズ・ごめんちゃーいの夏のパリでありました・・・このバイトは何時前までにという時間通りにピアノを運ばないとオーケストラのレペテション・練習が始まるし・・・その前のピアノの音律、音あわせの職人も待ってるし・・・毎日、大変なアルバイトでありました・・・その日の夜の音楽祭・コンサートが終わると後片付けがあるので、アンコールの時に照明の元を消したりして、アンコールがあると帰れない・・・フランス人の相棒とニヤリと笑って・・・配電盤の電気消しちゃうもーん、セ・フィニィ、セ・フィニィ、おしまい、おしまーい、店じまい、早くウチに帰ろうー、最終メトロと郊外線がなくなってしまう・・・フレンチFMラジオのラジオ・ラティーノ、ラテン・ミュージック・オンリー局からは、Prince Royce-Stand By Me(Music Video)-YouTube ラテン・バージョンのステン・バイ・ミー、世界は広いぜーというものです・・・チャオ・・・
by h-hatano-art | 2014-06-24 17:17