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波多野均つれづれアート

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デジャ・プレパレ・ド・プロシャン・バカンス、もう次のバカンスの準備をするフランス人たち・・・

いやはや、あと、二週間でフランス社会は新学年の新学期が始まる・・・九月二日から、この二週間でフレンチ・チルドレン、子供たちを夏バカンス・あほ症候群から脱出しなければならない、また、夜は八時半すぎに寝ること、朝は七時半前までに起きること・・・夏バカンスで親たちにくっついて夜遅くまでおきていて、朝は昼前に起きるというフシダラな生活を学校・通学スタイルの生活に軌道修正しなければならない、この二週間で特訓だぁー・・・プテートル・多分、フランス人からバカンスがなくなったら、バカンスをとりあげたらフランス人ではなくなると、じゃあ、なんになるのか、ジャポネ・日本人になるしかない、日本人に変身するという、フレンチ小話しがありますが・・・フランス人からバカンスをとったら、リボリュウション・革命が起きる、暴動が起きる・・・暴動といえば、新大陸アメリカのミズリー州での白人ポリス対アフロ・アメリカンの暴動はフランスでも毎日、報道されています。フランス社会もミックス・混合の社会、フランスの人種差別問題は、イスラーム信仰のフランス人との問題・・・パリの東郊外にあるEDF・フランス電力・原子力発電所でイスラーム系フランス人が差別されていると、テロ防止のために大事な場所にアクセスできないと、つまり、下働きならいいが重要なポジションには入れないと・・・なんじゃこりゃというもの、イスラームフォビ・イスラム嫌いというフランス語がありまして、最近、この言葉がフランス社会のあちらこちらで・・・フレンチ・ミックス社会の人種差別・・・フランスで生まれ、フランス語でフランス市民の教育を受けたものは、全て、みんなフランス人だとの価値観がゆらいでいる・・・フラフラと右と左りに、極右翼よりの方にフラフラとゆらいでいる・・・フランス人のプロシャン・次のバカンスとは、11月のトゥッサン・万聖節、トゥッ・サント、全ての聖霊のお祭り、アメリカ大陸のハロウィンのこと、先祖へのお墓参りバカンス、そして、12月のノエル・クリスマスから新年のバカンス・・・なんせ、フランスの男女勤労者・労働者は年間に五週間の有給休暇・バカンスが保障されているから、バカンスを使いきらないといけないのだ・・・バカンス天国のフランス・ヤッホー、ヤッホー・・・
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夏のパリ市内・六区のバスク地方の食品・食材店・・・天井から、バスク地方の名産である赤ピーマンがつるしてある、日本のとうがらしと同じ・・・最近パリの街に増えた地方物産展的なお店のひとつ・・・フランスの田舎はええよーというもの・・・ええけど、なーんにもない、クルマがないと身動きできない・・・近くにスーパーマーケットもない、マルシェ・朝市があるじゃろ、朝市は並んで買い物をしなければならない、例えば、あのお魚ちゃんをゲットしょうと思って、前のマダムが買ったりして・・・何を買えばいいんじゃーいと、朝市でもだえてしまうのだった・・・
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フランスのパリ郊外には、パリ東郊外にあるパリ・ディズニー・ランドと、このパリの北郊外、シャルル・ド・ゴール国際空港の近くにあるパーク・アステリックス・・・パリ・ディズニー・ランドはアメリカン100%なのでありますが、パーク・アステリックスはフレンチ田舎、それもフレンチ・ローマ帝国時代のフランス人の元祖、ゴール人のパーク・・・お前、あすこに行かないと、フランス人の心がわからないと・・・フランスの子供たちのマンガにもなっているアステリックス・・・アイヌ民族は今日・こんにち日本社会では存在しないとツイッターした北海道の議員がいましたが、こんな発言をフランス社会でしたら大問題になる、多分、裁判になる・・・人種差別、民族差別の・・・アメリカ大陸の原住民・インディアンやエスキモーの人々はアメリカ社会に存在しないと言ったら、暴動どころの騒ぎではない・・・日本原人とは、北のアイヌの人々と南の沖縄島々の人々、ウチナンチュの人々、あとはみんな、中国大陸や朝鮮半島からのボート・ピープルズ・・・それが日本列島の上に月日が流れて、ヤマトンチュ・大和やまとの人々になった・・・
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パリ市庁舎の裏手にあるIZRAEL・イズラエルという名前のスパイス屋、ユダヤ系フランス人のおばちゃんがやってる・・・なんでもあるのがデモクラシー・民主主義の世界、どんな人でも住んで生活しているのが正常な社会・・・人種差別・民族差別・肌の色の違い・出生の違い、貧富の差、職業の差別・・・このGEUT-APENS、ゲタポン、罠・わなに落ちてしまったら、差別する心は人生地獄です・・・
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そのパリ市庁舎裏のマルシェ・朝市での肉屋の鶏の丸焼き、プレ・ロッティ・・・こんなにパリ市民は鶏の丸焼きを食べる・消費するというもの・・・これにサラダ菜をつけて、ジャガイモのフリッツ・油揚げ、ポンム・ド・フリッツがあれば、フランス人の正しいお昼ご飯になる・・・
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夏八月のパリの展覧会は・・・アメリカンマンガのアメリカン・スーパー・ヒーローたち・・・マンガのシネマ・映画化が盛んなハリウッド・シネマ、パリの子供も大人もみんな大好き・・・ストーりーが正義が絶対に悪に勝つ・・・民衆・大衆が望んでいるものとは、そういうもの・・・コワ・キ・アリーブ、いかなることがあろうともジュスティス・正義は必ず、勝つと・・・自分の中の正義は絶対に負けないと、思って生きること・・・
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イタリア・ルネッサンス時代の画家、ジオットの聖フランチェスコ伝・小鳥への説教、十三世紀末・・・これはルーブル美術館にある板画、これと同じバージョンでイタリアのアッシジに大きなフレスコ画がある・・・絵描きというものは、同じテーマのものを何枚も、何回も描くという習性がありまして、自分が満足するまで描くというもの・・・モネの睡蓮連作・シリーズもそう、セザンヌのサント・ビクトワール、勝利の山シリーズもそう・・・何回も何回も描いてストライクをさがす・・・この絵は、聖フランチェスコが、かたわらの枝に止まっていたたくさんの鳥たちを目の前にして「わが姉妹、鳥たちよ」と突然に説教を始めた、すると鳥たちは静かに頭をたれて聴きいったというエピソードから・・・現在のローマ・ヴァチカンのパップ・法王のフランチェスコはいかに・・・西洋世界では大空を自由に飛ぶことのできる鳥は、魂の自由とされた・・・チャオ・・・オマケ、もうすぐ、八月のパリ解放記念日、今年は七十周年、六月九日にノルマンディー上陸作戦のアメリカ連合軍の戦車隊が、今日はパリ西郊外のマントラ・ジョリの町までやってきた。パリの街まで、あと54km・・・七十年前の今日、パリ市内のセーヌ河にあるパリ警視庁ではレジスタンスがここを占領していたナチ・ドイツ軍を圧制し、パリ警視庁をレジスタンスの支配下に・・・多くの男女パリ市民がレジステ・抵抗し、ナチ・ドイツ軍と戦って亡くなった・・・リベラション・ド・パリ、パリ解放は八月二十五日・・・
by h-hatano-art | 2014-08-19 17:29