人気ブログランキング | 話題のタグを見る

波多野均つれづれアート

hatanoart.exblog.jp
ブログトップ

幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・

パリ南郊外のアパートはモナステール・修道院のように静まり返って、住人たちはみんな田舎の実家に帰っているから、アパート地下のパーキング場もガラガラ・・・こういう時にドロボーちゃんがボンジュール・こんにちわーとやってくる、お互いに助け合いの監視・ドロボー防止、最近はアパートでもスパイダーマンのようにテラスをつたわって上の階に登って、鍵を閉めていないテラスから侵入する新手のドロボーもいる・・・ヨーロッパ共同体になりまして、自由にパスポート・コントロールなしに国境を越えてやってくる東欧からのドロボー集団、ノエル・クリスマスの出稼ぎのようなもの、ちょっと、パリまで出稼ぎに行ってくるわー・・・この間も、パリ行の郊外線に乗ってパリに入るダンフェル・ロシュロ駅から二人組の東欧系の若い兄ちゃんがわれわれの近くに座り、ひとりがちょろちょろとこっちを値踏み・見ている・・・流しの二人組のスリ、スキを狙っている、もう、これは我々はスリでございますよと自己申告しているようなもの、ビューターン・マヌケものめー・・・ですから、年末年始のパリは気をつけませう、油断もスキもあったもんじゃあない・・・特に、旅行者は夜の十時以降は出歩かないこと、最大限に譲歩しても夜の十一時以降は、絶対に出歩かないこと、それをすぎると犯罪のメッカになる、メトロ・地下鉄の中でスマートフォンだとかを出さないこと、それを狙ってつけてくる、女の子の集団に囲まれたら、一目散に逃げること・・・パリのピガール界隈の小話し、日本からやってきた男子が友人とパリの北にあるモンマルトルの丘の下にあるピガール界隈のクラブに入ったのだとさ、まあまあ、エクテ・ビィヤン、リッスン・トゥ・ミー、よくお聞きあれ・・・ピガール界隈の夜はフレンチ・カンカン踊りのムーラン・ルージュとかサド・マゾおたくのセックス・ショップとか夜のお姉さま方がいらっしゃる場所で、よくもそんな場所のクラブに入ったのだと、勇気アルーっていうか、怖いもの知らずっていうか・・・そのクラブの席に座ると、するとすると、超ビキニ姿のお姉さまが注文もしないのにシャンパンを一本ビンごと持っていらっしゃって、ポーン・・・シャンパンの栓がぬける音・・・それで五万円ぐらいとられてしまって・・・カモねぎ、鴨がネギをしょって食べてつかさーいとやってきた・・・東京・新宿の歌舞伎町のぼったくりと同じ・・・新宿・歌舞伎町のクラブは自動販売機の缶コカ・コーラ八万円・・・大都会の夜は出歩かないようにしませう・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00413437.jpg
冬12月のパリのセーヌ河岸をプロムナード・散歩するのもいいものです・・・風が冷たいけれども、それでカフェに入ってショコラ・ショー、温かいショコラを飲むと・・・カフェのテーブルでパリの絵葉書を書くと、なんという乙女チックなパリ・・・そんな年末のパリどすえー・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00420518.jpg
世界からの恋人たちがパリにやってきて、歩く歩道橋のポン・デ・ザール、芸術橋の欄干に愛の誓いのカギをかけて・・・ほれほれ、橋がカギの重みで壊れちゃうー・・・っていうんで、パリ市はベニヤ板をはって防御態勢すると・・・でも、いいもーん、空いてる場所にやっちゃうもーん・・・世界は二人のために、パリは二人のために・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00400921.jpg
こんなヒヤシンスの球根を買って求婚するのもパリらしい・・・きゅうこん・球根と求婚・きゅうこんがリエゾンして、つながっているのですぜ・・・3ユーロ、約四百円ちょっと、ちょっと・ちょっとー、四百円の求婚なのー・・・後ろの白シクラメンは4.50ユーロ、約六百六十円前後、じゃあ、白シクラメンにするーと言ったら、ひっぱたかれる・・・これは、架空の・空想のあくまでも、例えばの話し・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00402730.jpg
こんな大サボテンもある、これを贈り物に包んでもらっていたフランス人の夫婦ものがいた・・・大サボテンの鉢植え、160ユーロ、約2万3千円・・・どうするんだろ、これ・・・病院のお見舞いには大きいし、新年用の部屋のお飾り?・・・フランスの若い世代は、このサボテンを室内に置くのが好きなのだ・・・サボテンとの対話をする・・・モロッコ王国のサハラ砂漠の入り口の町・マラケッシュの郊外、シュロの木ばかりの土地にプリベ・私立美術館があって、そこにはサボテンばかりの大きな中庭があった、月夜にこのサボテン中庭を散歩するとなんともシュール・超現実的な気分になる、サボテンたちとの対話・・・サボテンは声をかけて育つ観葉植物、ある種類のサボテンは食用にもなる・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00425814.jpg
フランスの新年用のマダム・フィガロ、婦人用雑誌にアンジェリーナ・ジョリが登場する・・・彼女の監督した新作シネマ、アンブロークンが反日的だとか拷問シネマだとか日本の極右翼の瞬間湯沸かし器・愛国人間が騒いでいますが、そういうどうしょうもない日本人も戦争中の狂った日本社会に存在したのだと正しく認識することが大切です・・・東京・巣鴨の拘置所には戦争反対の思想家も神札を拒否した宗教家も拘束されて、特高警官からさんざんに拷問されイタメつけられた・・・地獄のような牢獄で亡くなった人間もいる、狂った日本の負の戦争の時代・・・この映画をまともに正面から見ないと日本人は人間として進化しない、これが表現の自由のデモクラシー・民主主義の世界、これをボイコットすると日本は小さなコップの中の日本愛国原理運動の国になってしまう、ナチ・ドイツのゲシュタポやヒトラーの親衛隊の残虐さがあったように、アウシュビッツ強制労働所の毒ガス室の大量殺戮があったように、歴史は歴史・・・ようござんすか、好きとか嫌いとかの問題ではなく、歴史を再認識すること・・・そういう時代もあったのだと・・・中原中也の詩の中に、幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん、サーカスという詩・・・幾時代かがあって人間は進化するものだと・・・幾時代かがあって世界は平和に近づくのだと・・・幾時代かがあって人間の正義と自由へのコンバ・バトル、戦いは続くものだと・・・
幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 幾時代かがありまして 冬は突風吹きました・・・_a0153141_00432113.jpg
フランスからの d'Art d'art、ダァール・ダァール、早口フランス語ではダァー・ダァー、アート・アートは・・・フランスの地方都市・リヨンに開設されたConfluence・コンフリュアンス・集合する、合流する、集まり、群衆などなどの意味の新美術館、郊外線の各駅停車の車両ドアから撮ったので、お姉ちゃんが歩いてる・・・今年の年末最後の日曜ミュージックは、London Grammar-Strong-YouTube 、強くはないのだけれども、自分の意識下の・自分の知らないフォルス・ストロング、強い強い生命力で年末年始を迎えよう・・・強い生命力とは思いやりのある優しさ・・・チャオ・・・つけたし、フランスの昨夜、サボワ地方の山間部でスキー・バカンスに行くクルマが一万五千台も雪降り・吹雪のためにブッション・渋滞し、各町々の公民体育館に避難し仮眠する、理由はクルマ・タイヤがスノー・タイヤではないしチェーンも巻いていない、そして、除雪車が出動しなかったために、それだけにみんなが一同に各スキー場に移動するから、フランスのバカンス・システムは土曜日の午後すぎから一週間のキッチン付きのアパート・ホテル貸しが多い、夏の海バカンスも同じでみんな土曜日に移動するのでフランス中が大渋滞・大混乱になる、毎年・同じことをくり返すフランス人たち・・・年末年始はアットンション・気をつけて、フラフラと行動しないように、事故になる、正月休み中でもアブナイと思ったら近づかない、だから強い強い生命力が必要・・・フレンチ朝のTV緊急国際ニュースに、インドネシアのボルネオ沖の海の上空でエア・アジア、アジア航空の162人乗客・乗組員の旅客機が行方不明になったと・・・
by h-hatano-art | 2014-12-28 02:14