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波多野均つれづれアート

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富や権力を持った人間たちが、あたかもこの地球・世界を自分の親指の上で回していると錯覚している・・・

フランス人は平均的に自宅で朝食のカフェを飲む、勤労者は会社でまたまた、仕事始めのカフェを飲む、午前十時すぎにまたまた、休憩のカフェを飲む、お昼ご飯の後にもカフェを飲む、午後の三時過ぎにカフェを飲む、帰宅して夕食後のカフェを飲むと、一日に五回から六回のカフェを飲む、そのフレンチ・カフェはエキスプレッソといって濃縮した濃い目のカフェですから、お砂糖が毎回、必要になる・・・昨日の全チャンネルのテレビ・ニュースで一日に四回がカフェ飲みの限界だと、妊産婦は二回か三回まで・・・カフェインがアルツハイマーにいいとか、ガンの予防になるとかの健康変化球がありましたが、毎日毎日、カフェを飲んでいると健康に悪い・脳溢血や心臓発作になりやすいとアラーム・警告注意がありまして、毎回毎回、カフェに砂糖も糖尿病・成人病になると・・・フランスではここ数年前から、超簡単なカートリッジ式のカフェ・マシーンが登場し、カフェ飲みの消費が異常に増えてのアラーム・警告・・・なにごとも、月はおぼろーにひがしやまーの京都の舞妓はんのはんなりどすえーのオススメ・・・フランス人夫婦を週末の夕食によぶと、さんざんとシャンパンやワインを飲んで、デザートの後はフランス人の最後の〆はカフェを飲む、ワインのアルコールとカフェのカフェインが体内の血液の中でボンジュールして、健康にいいわけがない・・・心臓発作や脳溢血が多いフランス人、カフェ飲みはホドホドに、はんなりどすえーぐらいがちょうどいい・・・じゃあ、お前さんはカフェを飲まないのかと、飲みませーん・・・紅茶人間なのだった、それも、お砂糖なしの紅茶飲み、ティバック紅茶ではなくして葉っぱ紅茶・・・朝食に小どんぶりのような入れ物に二杯から三杯も飲む・・・
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写真がゆがんでいますが、エクスキューズ・・・十六世紀フランドルの絵描き、ブリューゲル作「ネーデルランドの諺・ことわざ」1559年、板の上に油彩、117,5X163,5cm、ドイツ・ベルリンのダーレム美術館のコレクション・・・このブリューゲルの絵は全ての行為・動作が諺・ことわざになっているもの、これをアート歴史の中ではブリューゲルのさかさまの世界という、世界・社会を風刺しているから・・・これが真の表現の自由アート・・・
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その大きな絵の真ん中から右側に、ひとりの男が地球儀を自分の親指の上で回している・・・
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日本女性の森洋子著作、ブリューゲルの諺の世界・民衆文化を語る、白鳳社出版の本からの抜粋・・・すべてを自分の意のままに支配しょうとする人間は、親指の上で世界を回す者だ。あらゆる歌声よりも大声でうたい、奇妙な態度で威張りちらす。正しく(人生)を航海しょうとする者はうまく舵をとらなければならぬ・・・
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もうこれを、お読みいただければ、ワタシが何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・サッカー・スポーツの本場のヨーロッパは FIFA 、フィファの賄賂・ワイロ大スキャンダル事件で大騒ぎになっている・・・一つの大きな組織で権力をもった人間たちが、地球を自分の親指の上で意のままに回していると錯覚する・・・十八世紀・十九世紀の西洋世界ではそういうことも通用した、二十世紀も親指の上で世界を回そうとしていたナチ・ドイツのヒトラーがいた・・・チャップリンのシネマにある独裁者はバルーン・風船の地球儀を指の上で回して踊る・・・しかし、時代は二十一世紀になって、新時代のキーワードは民衆主体・庶民連帯の時代・・・親指の上で地球を回す人間は独裁者に等しい・・・これはアジアでも言えること・・・ひとにぎりの人間たちが富や権力を握ると、自分の親指の上で地球を回す・世界を回していると錯覚する・・・
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なにか超ハードになりましたので、お口直しにフランスの旬の果物、ムロン・メロンのこと・・・でもいかがどすー・・・フランスでムロン・メロンといえば南仏のカバイヨン産のメロンが有名・・・フランス十九世紀の文豪、アレクサンドル・デュマは毎年毎年、このカバイヨンの旬のメロンを食べたいという思いで小説を書いていたと・・・デュマって誰ーれっていう子に、デュマの時代小説にレ・トワ・ムスクテール、三銃士とかル・コンテ・デ・モンテ・クリスト、モンテ・クリスト伯とかラ・レーヌ・マルゴ、王妃マルゴがある、フランス人はみんな時代ものシネマで知っているのだった・・・
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日本の超高級さがりおろうーメロン様とは違う・・・フランス庶民が春から夏にかけて食べるもの、前菜には・・・中をくり抜いて、ポルト酒を入れて食べたり、生ハムや燻製サーモンと一緒に食べたりする、デザートにもメロンを食べる・・・
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こうやって食べやすいように切ってサービスする・・・バーベQの豪華な前菜にもなる・・・
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北ヨーロッパのネーデルランド・オランダの地方都市、オランダの政治の中心の町、デン・ハーグにあるマウリッツハイム美術館の全景・・・ナポレオンが侵略して、ここにあった全ての美術品を戦利品として根こそぎパリに持って帰ったと、後でフランスから返還された・・・親指の上で世界を回す人間というものは、みんな同じことをする・・・
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そのマウリッツハイム美術館のコレクションに、フェルメール作「デルフトの眺望」1660-1661年、カンヴァス・油彩、96,5X115,7cm がありまして、この大きなデルフトの風景画を実際に見て、風景画の大きさに驚く・・・
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今、描いているのがセザンヌが描いた南仏プロバンスのエクス郊外にあるサント・ヴィクトワール、勝利の山に架かる虹・・・やはり、自分の目でホンモノを見ないといけない、フェルメールのデルフトの大きな風景画を見て、自分の中のなにものかが爆発してこれを描く・・・上にあるのは、ブルターニュ地方のモンサンミッシェルに架かる虹・・・世界の人気ミーちゃん・ハーちゃんミュージックなうは、Taylor Swift - Bad Blood ft. Kendrick Lamar - YouTube 、ちょっと変身したテイラー・スウィフトの歌うバッド・ブラッド、時代は変化して女子の時代・・・チャオ・・・
by h-hatano-art | 2015-05-29 07:20