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波多野均つれづれアート

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LA FRANCE "PAYS DE RACE BLANCHE"、ラ・フランス・ペイ・ド・ラーシュ・ブロンシュ、フランスは白人種・純血の国・・・

二週間前からフランスで大騒ぎになっている言葉は、LA FRANCE "PAYS DE RACE BLANCHE、ラ・フランス・ペイ・ド・ラーシュ・ブロンシュ、フランスは白い・つまり白人種・純血の国・・・だと、ある右翼系の女性議員がテレビの夜トーク・バラエティ番組で口をすべらし・ホンネだったのか・・・それでフランス政治は大騒ぎになる、今年の年末十二月にフランス社会は地方選挙がひかえているので、政治家たちはピリピリしている・・・ドイツの首都ベルリンに中東シリアから、そして、アフガニスタンからの難民が海や陸を渡ってドイツに難民として来たと、ベルリン郊外の難民キャンプに収容したところ・・・中東シリアからの難民とアフガニスタンからの難民とがお互いに暴力騒ぎになって・・・芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」のお話しのようなもの・・・自分だけが助かりたい、ドイツへの正式な移民になりたいとお互いに相手の足を引っ張り合う・・・これが移民なうの姿、どっちもどっちなのでありますが難民の受け入れに数・ワクがあるから・・・ヨーロッパ全体に、ヨーロッパはカトリック・キリスト教を基盤とした白人種、白人純血の国だと極右翼人間が増えている、それは過去のナチ・ドイツの白人純血主義に似ている・・・昨夜のフレンチTV全国放送八時のニュース番組にこの女性議員がゲストとして登場し、エクスキューズを表明する、フランス第五共和国では人種問題・肌の色の違い差別は社会的に糾弾される・・・出生・人種・宗教の区別、違いなしに全てのフランス市民に対して法の下でのエガリテ・平等を保障する・・・
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パリのエッフェル塔には北半球のオーストラリアのカンガルーがよく似合う、太宰治の小説「富嶽百景」の富士には月見草がよく似合うのフィーリング・感じで・・・実は、オーストリア大使館がそばにあるのであった・・・カンガルーがボンジュール・こんにちはー、ヤッホーのパリ・・・
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その手前に、こんなガラス張りの建物がありまして、なんや、これはー・・・
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メゾン・ド・ラ・クリュチュ―ル・ドゥ・ジャポン・ア・パリ、パリの日本文化の家、つまり、日本文化会館がありまして、日本からの現代アート展があるというので、はるばる来たぜー、函館・はこだてーの気分・・・
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なんでも、日本の現代アートのタカハシ・コレクションというものの展覧会・・・何でも見てやろうー人間ですから、パリの南郊外から郊外線に乗ってパリさ、来たっぺさ・・・アートというよりも、日本人による現代工芸作品のようで、おきれいどすなぁー、なんじゃこれー・・・ちよっと、展示の仕方も散漫な展覧会・・・ローリングストーンズのサティスファクションのような満足感がおまへん・・・入口の階にある売店に行ってみる・・・
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そこで、折り紙コーナーの隣りにあった日本画の顔彩・がんさいを見つける・・・定価が半額になっている、これを買うために日本文化会館まで来たのだと思った・・・転んだら草の根でもひっこぬいて起きないと、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・日本の現代アートはビジネス・商売に走っている、ノーベル賞受賞者のようにこの研究がビジネス・商売になるとか・ならないとか思わないで、私心をつきぬけたところにホンモノはあると、無心のアートする中にホンモノはあると・・・コップの中にきれいなお水が入っていると、そこに、ちょっとでもカッカ・うんちが入るとその水は飲めないのと同じこと・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
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パリの現代アートのポンピドー・センターが出版している、オランダ人のデ・クーニングの画集、1984年の七月に買ったもの・・・その画集の中にワタシ自身の書きこみがあり、パリで映画監督の松山善三に会ったとある、パリでは不思議な出会いがある・・・すっかり忘れていた、いろいろと話したらしい・・・
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デ・クーニング作「Excavation・穴、くぼみ」1950年、油彩とエマイユ・カンヴァス、203,5X254,5cm、アメリカ・イリノイ州のシカゴ美術館のコレクション・・・デ・クーニングは若くしてオランダからアメリカのニューヨーク・マンハッタン島に渡った、移民のようなものだった、そこで絵を学んだ・・・
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デ・クーニング作「Woman Ⅰ・ウーマン①」1950-1952年、油彩・カンヴァス、192,8X147,3cm、アメリカ・ニューヨーク近代美術館のコレクション・・・
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デ・クーニング作「Woman Ⅳ・ウーマン④」1952-1953年、油彩とエマイユ、カンヴァス、142,3X117,5cm、アメリカ・ミズリー州・カンサス、ネルソン=アトキンズ美術館のコレクション・・・
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デ・クーニング作「Woman Ⅴ・ウーマン➄」1952-1953年、油彩・カンヴァス、155X114,3cm、オーストラリア・キャンベラ、オーストラリア国立美術館のコレクション・・・これがオランダ人、デ・クーニングのウーマン・女シリーズ・・・アートとは何かの基準・モノサシを持たないとミソクソ・ビジネス・アートになってしまうぜよ・・・フレンチFMなうミュージックからは、Selena Gomez - Good For You - YouTube が毎日流れている十月・・・チャオ・・・これでは、アート・マニア・ブログになってしまっておもしろくないので・・・
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ウィークエンド・オマケ・・・パリ十三区のチャイナタウン・中華街の大スーパーマーケット、タング・フレール、陳氏兄弟商場・陳氏兄弟公司で買ってきた中華の焼きそば麺を使って、中華焼きそばを作ってみた・・・トンカツ・ソース味、青のりかけ、紅ショウガもついてるぜー・・・これだけでは、おもしろくないので日本B級グルメ風にメタモルフォーゼ・変身する、フランスで食べるヌイ・ソテ、炒めたヌードル・パスタ、焼きそばのフランス語表現、フランスの中華レストでこう注文すると焼きそばで出てくる・・・
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ヒロシマお好み焼のように、マヨネーズ大好きの沖縄人のように、上からマヨネーズをかけたもの・・・ウチのサ・マジスティ、女王陛下からケイベツ光線を大いにあびてしまった・・・この大陸の中華麺が固くて、アルデンテすぎる、台湾のビーフン・米粉の方がよかったのかと思ったりもする・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・よいウィークエンドを、バイ・・・

by h-hatano-art | 2015-10-09 05:43