いよいよ、五月晴れ・さつきばれの季節、フランス・パリの五月はまだまだ、冷たい日々が続く、晴れてはいるけれども北欧スカンジナビアからの寒気流が下りて冷たい・・・南仏の地中海沿いの町々、マルセイユやニースやカンヌ、そして、北大西洋沿いのバスク地方のビアリッツの町では初夏のよう、子供たちがグラース・アイスクリームを食べている・・・パリとパリ周辺は日本の北海道と地球の緯度が同じ、ですから、北海道のイメージ気温がパリ、ミュゲ・スズランやリラ・ライラックの花々が咲き始めるのがこの季節、フランスには日本のような五月の初ガツオや子供の日の鯉のぼりは存在しない・・・このブログはフランスからの文化とアートのブログなのでありますが、昨年の二回ものパリの無差別殺害テロのアプレ・以後、フランス人のモラールが大きく変化し、フランス人の関心が社会システムの変革・改革になり、文化・アートは宇宙の彼方に飛んで行ってしまっている状態・・・新たなるアトンタ・テロ攻撃への不安・心配と社会問題なうになっている労働法改正反対へのストライキが続いている、こんなフランスに誰がしたというもの、社会党政権を選んだのはフランス人ですから、いかに、社会主義・イデオロギー中心の政治が役に立たないか、政治をすることは実験することではない、時代の変化・世界が右でも左りでもなく、主人公が民衆・庶民のための政治を模索している時・・・新大陸アメリカの草の葉の詩人と言われている、ホイットマンは「大衆・民衆・庶民と共にの一言 これこそ失望させることのない 真実の言葉である」・・・二十一世紀の主人公は民衆・庶民ひとりひとりが光り輝く時代、インターネット時代の民衆・庶民の時代・・・何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・
パリのシャンゼリゼ大通りが始まるプラス・ド・エトワール、星の広場ともいうし、プラス・シャルル・ドゴール、シャルル・ドゴール広場にあるアルク・ド・トリオンフ、凱旋門・・・希望と勇気のフランスの栄光のシンボル、またもや、何を言わんとしているかおわかりになりぬれろ・・・昨年の11月13日のパリの無差別殺害テロのアプレ・以後から、エタ・ド'ウルジャンス、国家非常事態が続いているフランス、この異常事態に凱旋門は泣いている・・・バイ・・・